記事のテーマ
【毛髪理論 基礎 毛髪水分】湿気でくせ毛が広がる理由、湿度と毛髪の関係
本記事の内容
- くせ毛の毛髪構造
- 湿度と毛髪の関係
- アウトバストリートメントが効果的
読者さんへメッセージ
朝ブローしてのばしたのに1日持たない、髪が広がってしまう、なんとか1日持たせたいということですよね、髪の毛の特性を知って自宅でヘアケアすれば、1日持たす事は可能です。
日常のヘアケアで、髪内部にしっかりトリートメントで保湿して、髪を乾かす前にアウトバストリートメント をつけて、その後乾かす。髪内部の保湿をして水分を髪の外に出さないようにすれば、1日もたすことが出来ます!
ブローの持ちは、確かに天気とかでも違いますよね、雨だったり湿気が多いと朝髪をブローしても数時間で髪が広がっている、どうしてって思いますよね。
これは髪は空気中の水分を吸収する特性があるから。なので朝ブローして伸ばしても、空気中の水分を吸収するので広がってしまうのです。
くせ毛の毛髪構造
くせ毛の原因は毛根の形状が曲がっているため。くせ毛といってもいろいろな種類があって毛髪が捻れていたり、縮れていたり、波状だったりこれ全て毛根の形状で決まります。ちなみに直毛の人は毛根が真っ直ぐなので直毛ということになります。
髪の水分量
髪の内部には一定量水分を含んでいます。健康な髪の水分量は11%〜15%あり髪に艶があります。水分量が8%以下になると髪がパサつきます。
くせが出ないように1日もたせるコツは髪の水分量も大きく関係していきます。
湿度と毛髪の関係
毛髪は空気中の水分を吸収します。朝、髪を伸ばしても特に湿度が高い天候だと空気中の水分が多い為より髪は水分を吸収してくせが出てしまいます。湿度が高いほどブローのもちが悪いと言えます。
1)ヘアケアのポイント
夜シャンプー後コンディショナーorトリートメントはしっかり行いましょう。
コンディショナーで髪に水分を十分補給しておげましょう。
夜シャンプーをして、コンディショナーまたは、トリートメントしますよね、コンディショナーは髪に十分成分を補給する為に頭皮除いて中間から毛先中心に髪全体に馴染ませるよう丁寧に行います。時間があれば5分くらい少し置いてから流しましょう。
髪は濡れている時キューティクルが開きます。摩擦によって痛むので毛先に向かって軽く揉み込むようにコンディショナーをつけましよう。
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ブローのポイント
タオルドライをしっかり行ってください。タオルで水分を吸い取るように。
ドライヤーは頭頂部から毛先に向かっ手で8割くらい乾かす。
ブローブラシ(デンマンブラシ)を使い根元から毛先に向かってドライヤーをあてながら、残り2割を乾かすようなイメージで行いましよう。
乾かしすぎないように気をつけましよう。
しっかり乾かすことで、キューティクルが閉まり髪内部の水分を保つことができます。乾かさないとコンディショナーで水分補給した意味がなくなってしまいます。
2)ヘアケアのポイント
夜しっかり髪を乾かして、ブローしておけば朝は軽く整えるくらいで大丈夫ですが、寝ぐせがついて気になる場合は、霧吹きなどで少し髪を濡らしてから乾かしていきましよう。
アウトバストリートメントが効果的
アウトバストリートメント(洗い流さないトリートメント)オイルタイプとクリームタイプ。
髪表面をコーティングしてくれるので、空気中の水分吸収を抑えて、ブロー効果が長持ちします。
コーティングは、擬似的にキューティクル同様の効果が期待できます。
あなたのキューティクルが損傷していれば水分は外に出てしまいます。
キューティクルが損傷している場合、コーティング効果で擬似的にキューティクルの役目を果たしてくれます。
オイルタイプが良いと思います。コーティング効果が高い。
髪は空気中の水分を吸収します。
そのため朝ブローして伸ばしても、空気中の水分を吸収してしまい、クセが出てしまいます。
オイルタイプは髪表面に擬似的に薄く膜を作ることができコーティングされます。
シャンプー、コンディショナー後タオルドライをして、適量を手のひらで伸ばし髪中間部から毛先中心に髪全体につけます。
根本付近はつけないようにして下さい。
その後、ドライヤーで髪を乾かしていきます。
寝ぐせが気になる場合は、朝は霧吹き等で髪中間部から毛先をほんの少し濡らしアウトバストリートメントをつけてブローします。
市販のヘアケア製品でも効果はありますが、それでもダメな場合は美容室で相談して、美容室専売品のくせ毛用のシャンプー、コンディショナー、アウトバストリートメントを使用を検討してください。
【詳細記事】ヘアケアと毛髪の関係
まとめ
くせが出ないように1日もたせるコツは、
コンディショナーorトリートメントで髪に十分水分を補給する。
水分補給して乾かすことで髪のバランスを整えることが大事です。
しっかりタオルドライして、アウトバストリートメントをつける。
コーティングは擬似的にキューティクルの役目をはたすので、髪内部の水分量を保つことができ、空気中の水分の吸収を抑えてくれます。さらにドライヤーで乾かすことで、くせが戻らないブロー効果が期待できます。なのでブローのもちが良い。
ドライヤーで乾かす。
ドライヤーで乾かすことでキューティクルがしっかり閉じます。水分の流失を防ぐ。