【ヘアカラー基礎知識 ハイライト ローライト】ホイルワークテクニックとコントラストの取り方 ヘアカラーガイド

はじめまして、atsushiblogへようこそ!当ブログでは、美容に関する情報を幅広く発信しています。今回は、美容師にとって必要不可欠なヘアカラーに必要な知識についてお話ししていきたいと思います。ぜひ最後までお読みください

記事内容

ヘアカラーに必要な知識 ホイルワークです。

ホイルワークの基本テクニック、セクショニングです。

ベースカラーとハイライトのコントラストの取り方を記事に書いています。

ハイライト、ローライトの効果など、デザインカラーの参考にして頂ければ幸いです。

自己紹介

このブログは美容師として20年以上の経験を持つatsushiが運営するもので、主に美容業界において需要が高いヘアカラーに関する情報を提供しています。私の経験や外資系化粧品メーカーでの講習活動に基づいた知識をもとに、ヘアカラー理論やカラー剤の選択・調合、デザインカラーの提案、毛髪理論と薬剤、ヘアケア理論などについて解説しています。また、美容師向けのコンテンツやオンラインコースなども提供しています。私は、自分の経験や学んだことが他の美容師に役立てば幸いだと考えており、私のブログやコースが美容師のサロンワークや技術向上に貢献できることを願っています。

ホイルワークテクニック

テクニック

テクニックは、スライシングとウィービングを説明します。

スライシング

1cmの毛束とり上部1mm. 2mm位をスライシングします。

スライシングした部分にホイルを入れカラー剤を塗布します。

ヘアカラーを塗布しない部分はブランクです。

これを連続して行なっていきます。

スライシングの効果は、1mm位のスライシングでは細かい霧状となり、フロスティングとほぼ同じです。

2mm位のスライシングは、パネル状になりますので、部分的にハイライトを入れる場合や、ローライトで影を作るように明るい部分の下側に入れて、立体感を作れます。

ウィービング

1cmの毛束をとり上部 5mm.位の部分を掬い上げるように取っていきます。

掬い上げた部分にホイルを入れてカラー剤を塗布します。

ヘアカラーを塗布しない部分はブランクです。

これを連続して行なっていきます。

効果は、ハイライトで、毛髪の流れを強調させたり、巻き髪をより立体的に見せる時に効果的です。

セクショニング

セクショニングは、センター、イヤツーイヤで4ブロックを取り全頭ホイルを入れていきます。

又は

スライシング、ウィービングが必要な箇所、例えばトップセクション側にホイルを入れていきます。

髪の流れや、立体的に見せたい部分だけホイルを入れてもいいですよね。

この場合、大きめで、やや縦長の三角形の毛束を取ります。

効果
ヘアスタイルに、髪の流れを強調させたり、陰影を作りヘアスタイルを立体的に見せることができます。

ハイライト

ベースカラーとハイライト

ヘアカラーのハイライトは、髪の毛にボリューム感や立体感を与えるだけでなく、肌のトーンを明るく見せ、印象をより華やかにしてくれる効果もあります。

また、ハイライトは髪型に奥行きを与え、自然なグラデーションを作ることができます。

さらに、ヘアカラーのハイライトは、アップスタイルやハーフアップなどのアレンジがしやすくなるというメリットもあります。

コントラスト

ベースカラーとハイライトのコントラスト

ベースカラー8 ハイライト10 控えめで自然なデザインになります。

ですが、

ベースカラーにハイライトが馴染みやすく同化しやすい。

同化すると効果が期待できないので注意してください

ベースカラー8 ハイライト12 4レベルコントラストを取ると同化しずらい。

デザインによりますが、控えめにハイライトを入れる場合は2レベルコントラストをつける

髪の流れ、立体感を強調させるデザインは4レベルコントラストつけると効果的です。

ローライト

ベースカラーとローライト

ローライトはベースカラーに対して陰影をつけます。

ハイライト、ローライトの両方施術する場合。

例えば、今までのコントラストで考えると

ベースカラー 8レベル
ハイライト 12レベル
ローライト 4レベル

となりますが、

ローライトを入れるとローライトが強調しすぎてしまい不自然になりがちです。
ローライトを入れる場合はコントラスト2レベルくらいが良いかと思います。

ベースカラー8レベル ハイライト12レベル ローライト6レベル

ホイルワークではコントラストの取り方で大きくデザインが変わります。

馴染ませるような自然なデザインにするのか、

または、

立体感を強調させるデザインにするのか、この辺りのカウセリングをしっかり行い施術していくようにしましょう。